料理研究家 濱田美里

料理教室のご予約はこちら
facebook page Instagram page YouTube

2016年3月『濱田美里の郷土料理⑩〜山口篇〜』

2016.10.12 │ いままでのメニュー

○ご案内より

3月は山口篇です。萩で教わった夏みかん寿司に加え、山口の特産品を使ったオリジナル料理をご紹介します。
デザートはあの美味しい日本酒の酒粕で作るチーズケーキ。お楽しみに!

・夏みかん寿司(夏みかんの香りがきいたさわやかな混ぜ寿司)
・はなっこりーとわかめと鯛のオーブン焼き
・長州鶏の里イモまんじゅう
・岩国レンコンのステーキ
・獺祭(だっさい)酒粕のチーズケーキ

/////////////////////////////////////////

DSCN3726

DSCN3739

dscn3756

/////////////////////////////////////////

3月は萩の香りたっぷりの、夏みかん寿司を作りました。
萩はガードレールまでオレンジですからねー。
このお寿司は、夏みかんの果汁に加え、皮を使うのがポイント。
名物ちりめんじゃこのうまみに大人っぽい苦みがうっすら加わり、
シンプルながら、香り高いお寿司が出来上がります。

里芋まんじゅうの裏ごしは、馬毛のこし器を使いました。
みなさん「漉し方」や、漉し終わった後のなめらかさに衝撃を受けておられました。
この国に伝わる、貴重な道具から生まれる舌触りを体感いただけてよかったです。

鯛のオーブン焼きはもちろん古い郷土料理ではなく、私の創作ですが、
とってもカンタンで華もあり、美味しいので、ぜひ覚えていただきたい一品。
タイもですが、下に敷いたワカメがなによりおいしのです。
(山口はワカメもとれますからね)

岩国レンコンは東京ではなかなか手に入れづらいのですが、
もっちりして独特の食感があります。
シンプルにステーキにして味わっていただきました。

最後のチーズケーキは、獺祭の酒粕入りで、濃厚な味。
のんべえさんは「酒粕が入っているなんて全然分からない!」とおっしゃり、
お酒が苦手な方は「すごく香りがしますー」とおっしゃる面白いケーキでした。
しっかり冷やして落ち着いたところを食べるのがおすすめ。
混ぜて焼くだけなので、ぜひおうちでも作ってみてくださいね。

ご参加くださった生徒さんの感想はこちらから→

return top