昆布道楽
2017.11.01 │ ブログ
ふだん「だし」は何でひいていますか?
昆布、かつおぶし、煮干し、干し椎茸、鶏ガラ・・・と色々あるけれど、
私がすべてのベースにおいているのは昆布かなあ。
昆布の水だしだけは、旅から帰って来ても、すぐに冷蔵庫に入れるくらい、
それが無いと暮らしがおぼつかない。
洋風や中華風のだしをひく時にも使います。
東京では、築地に通って昆布についてのあれこれを教わり、
教室でも、いろいろな産地の昆布をずいぶん生徒さん達にご紹介してきましたが、
数々の昆布の中で、私が偏愛する昆布は、函館にある白口浜の真昆布です。
神戸に引っ越して来てから、肉、魚、野菜、調味料などを仕入れる為の
新しいお店や生産者さん達との出会いを日々重ねさせていただいていますが、
最近、神戸でとても熱い昆布屋さんともご縁をいただきました!
写真は昆布を寝かせる倉庫の一部です。(昆布は寝かせた方がおいしくなります)
2回見学をさせていただきましたが、圧巻ですね!
この倉庫にあるのは、ほとんど真昆布です。
真昆布は香りが上品なので、これだけの量があっても、まったくいやなにおいがしません。
いい昆布は、安くはありませんから、選ぶのも真剣です。
いろいろ味見をして、「美里用」に、一箱(8kgです!)キープしていただきました。
自分でもちょっと馬鹿なんじゃないかと思うのですが、
昆布にだけは贅沢しています。
(ドレスを買わずして昆布を買う女です)
生徒さんにも、本当にいい昆布の味を知ってほしい。ぜひご自分の舌で味わってほしい。
今月の料理教室では、また改めて昆布と鰹節のだしをお教えしますが、
皆さんがおうちに帰って復習できるように、一回分のだしの材料をお土産にしようと思っています。
白口浜尾札部産一等真昆布ですよー。楽しみにしていてくださいね。
きっと上等のお吸い物がおうちで作れて、感激しますよ。