料理研究家 濱田美里

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大根を使いきりましょう!!

2010.02.04 │ お料理教室

だいこん

大根は長〜いので、上から下まで味が違うんです。
葉っぱを上と考えて、下にいくほど辛みが強くなります。
なので、、、
大根の部位別の使い分けをご紹介いたします。

*ダイコン部位別調理法*
葉部→ 油揚げやちりめんじゃこなどと油で炒めたり、きんぴら、菜めしにも。
青首部→ ビタミンCが一番たくさん含まれる部分なので、生でサラダに。
中央部→ 甘味が多いので、ふろふき大根や煮物に。
先端部→ 辛み成分と水分が多いので、おろしや薬味に。

*選び方・調理のポイント*
肌がツヤツヤ、すべすベ、白いものが良品です。
青首だいこんは青首の部分が濃く、白い部分が白いものを選んでください。
毛穴が深いものは要注意!!

こんな効果が ☆
大根の根の部分には
でんぷん質を消化する酵素“ジアスターゼ”、
たんぱく質分解酵素“プロテアーゼ”、
脂肪分解酵素“リパーゼ”
が含まれ、消化を助ける働きがあります。

咳どめや喉の痛みを鎮め、風邪防止にもなります。
加熱すると酵素が失われるので、おろしやサラダのように生で食べると効果的ですよ。
また、葉の部分はビタミン、ミネラル類の宝庫。
カロテンやビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分が含まれているので葉野菜のつもりで活用しましょう!!

野菜を上手に使いきれると、嬉しいですよね。
お試しくださいませ。

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