包丁研ぎ
2018.06.14 │ ブログ
今週から6月のお教室が始まりましたー。
美しい神戸女子(男子も!)がそろってシャッシャッと包丁研ぎをする姿は圧巻でございます。
荒砥→中砥→仕上げ砥で何度も研ぎますので、終わった頃には皆さんクタクタだと思うのですが、
仕上がった包丁でスパッと野菜を切っていただくときの、お顔の晴やかさ!
「うちの包丁とは思えないー!」
「気持ちいいー!!」
「なんかこの包丁が愛おしく思えるー。」
そんな皆さんの様子を見るのが、私は楽しくてうれしくてたまりません。
「包丁が切れる」ってやっぱりものすごく気持ちがいいことです。
素材にも自分にも負担をかけないですむので、きっと毎日の料理がすごく楽しくなるはず。
私のお教えする料理の風味や手法はいたって多国籍ですが、
切れ味を重んずるところは日本人だなーと思います。
こんな包丁や砥石のある文化は、世界にどうどうと自慢したい!
この国に脈々と続いてきた、刃物や自然とのつきあい方を私はとても大切に思ってます。
今月のお教室は100のレシピをお伝えするよりも皆さんの料理を変えるんじゃないかなー。
あと3日。私もがんばりますよー。