コトラボの準備
2020.02.19 │ ブログ
六甲教室の合間をぬって、今週末のコトラボの仕込みをしております。
丹波の美味しい大納言小豆が手に入ったので、ご試食用にこしあんを。
こしあんというのは、面倒そうだけど、実は粒あんほど煮加減にシビアになる必要はなく、
切腹したって全然オッケー(^_−)
煮ている間は、ボケーッとしていて、オッケー。
一番大切なことは、どこまでさらすか。それに尽きます。
どこまで小豆の持ち味を残し、雑味を捨てるか。
料理でもお菓子でも、ぐっと集中して、自分の判断力すべてで見極めなくてはならない一瞬があります。
どこまで茹でるか、どこまで焼くか、どこまでさらすか、と。
答えのマニュアルは無くて、自分と食材の間で決定しなくてはならない。
私は普段本当にテキトーな女ですが、そういう瞬間的な集中はすごく好きです。
毎日の料理の中で、そういう一瞬の見極めを意識的にしていくことは、
皆さんの「勘」みたいなものを鍛えてくれると思うんですよ。
いつもいつもではなく、その瞬間だけ集中して。
コトラボでは、「漫然と料理しないで、その一瞬を大切にしてね。」ということをお話ししています。
今回は、時間の都合でこしあん作りはできないけれど、持っていきますので、待っててくださいね。
有馬の美味しい牛肉屋さんから、神戸牛の牛すじもご手配していただいているので、
1部のおつまみの生徒さんも楽しみにしていてね!