ブックカバーチャレンジ 4日め
2020.05.14 │ ブログ
『大切なことはすべて食卓で学んだ』
(ルース・ライクル/曽田和子訳/TBSブリタニカ)
10年ほど前に出会って大好きになった、
フードエディター、ルースライクルの自伝的小説。
久々に読みました。
食にまつわる自分の人生を、なんてユーモラスでスパイシーな言葉で語れる人だろう。
違う時代の違う場所での話なのに、この人のことが他人と思えない。
話がおもしろすぎて、夢中になって読み終わると、
いつのまにか自分の中の少女が癒され、おとなになっている。
後編にあたる『落ち込んだ時には料理を作ろう』はさらにワイルド。
本を閉じてもしばらくクラクラし、おなかがすきます。