料理研究家 濱田美里

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珈琲豆

2020.08.10 │ ブログ

Instagramから投稿

最近、おうち時間がより楽しくなるように、コーヒー屋さんからオススメの珈琲豆を送っていただいています。 
先月送ってくださったのがこれ。宝塚すみれブレンド。  

前回のと焙煎が違うのか、香りや味わいが全く別物。
このコーヒー屋さんの豆を飲むと、豆の種類や産地だけでなくて、そうだコーヒーって人によって焙煎されたものだった、と改めて思い出します。(それくらい、焙煎のちからを感じる😎)

5月のステイホーム期間に、代表の向井さんに、オンラインでコーヒーのいれ方を教えていただいたのですが、
(コーヒー豆を買おうと思ったら、オンラインレッスンも売られていたので、ポチってみた!)
それが本当に良くて。

うちにある、大したことのない器具でテキトーに落としているのですが、その後のコーヒーの味が格段に変わリました。

わたしにとって最も大きかったことは、お湯の温度。
これまで、高い温度でいれすぎていたんだー、と初めて分かりました。
無駄に苦味を引き出していて、それがコーヒーの味だと思ってました。
少し温度を下げると、違う味が出てくる!
豆の中にこんな味が隠れていたの?とびっくりします。 

テキトーながらも、何度もプロセスと結果をからだに染み込ませていくと、
自分とコーヒーの距離が近くなるのは料理と同じ。
フィーカの楽しみが増えました。 

あと、オンラインレッスンの時に、豆のカビの害などについても、ていねいに教えていただきましたが、
素人の私には豆の選別まではさすがにできないので、
信頼できるプロの方から送っていただけるのは本当に安心。

コーヒーに限らず、「物の買い方」はこれからますます変わっていくような気がしますね。
お店まで行かなくとも「豆」のみならず「淹れ方」までも家で買うことができる。
離れていても手に入れられる選択肢が増えていくからこそ、「信頼できること(専門性や人間性)」や「自分の生き方と方向性が合うか」ということが消費と強く結びつく時代がやってくるんだなあと感じています。

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