くらしのメイクアップ
2021.01.13 │ ブログ
昨年春のステイホームの頃、敬愛するメイクさんが
「美里さんに似合いそうな色を選びました💕」
とラブリーな口紅を何本もお送りくださって、
うれしくて泣きそうになったことがありました。
その頃の私は、毎日家にいるのでほとんどメイクもせず、
美容院へ行けないので髪型も気にいらず、
あれこれのシビアな決断もせねばならず、
とんとおしゃれ気分から遠ざかっていたのですが、
キュッと唇に華やかな色をさすだけで、
すごく気分が上がるし、家族も何とは無しにうれしそうになるー、
そのことに驚きました。
食卓も同じかもしれないなあ、と思うんです。
大晦日に、久しぶりにジャドールさんまで足をのばし、お花を買いました。
そのお正月用のお花が、2週間たっても元気で、
(ジャドールさんのお花はいつもそう!
田中さんの市場での目利きと、その後の扱いがほんとうに素晴らしいのだと思う。
私のお花扱いはちっとも素晴らしくないのに(><)ほんとうに長持ち!)
まだもう少し楽しめそうなので、
短く切ってポンポンと生け替えてみました。
上手でなくともその時間がたのしくて、
こういう時にこそ、お花をたやさないようにしたいなと思いました。
胃袋に入れば同じでも、
ちょっとテーブルクロスをかけてみる。
花を飾ってみる。
棚にしまった器を普段づかいにしてみる。
ろうそくに火を灯してみる。
音楽をかけてみる。
それは食卓や生活をメイクアップするということかもしれませんね。
ちょっとしたことで、
嘘みたいに何センチか気分が上がり、
家の中の空気が変わるから、
もしステイホームで落ち込むことがあったら、ぜひやってみて。