料理研究家 濱田美里

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Miso is mine.

2022.03.15 │ ブログ

今回の味噌レッスン、いつもの麹味噌は一緒に作ったのですが、
京風白味噌の方は、それぞれお時間があるときにできるように
材料と作り方動画をお送りしました。

お作りになった生徒さんたちから続々うれしいご報告が届いています。
(長時間入れすぎちゃいましたー、大丈夫でしょうか!?とかも。大丈夫ですよ)

まだの方も、ご質問がありましたら、いつでもお寄せくださいね。
ご報告もお待ちしています!

ところでね。
今日アメリカ在住の料理研究家Sonoko Sakaiさんが、
「Eating Well」というサイトで、味噌についてのエッセイ

「Why One Cookbook Author Starts Every Morning with a Bowl of Miso Soup—Plus, Other Ways to Use Miso
料理研究家が毎朝を一杯のお味噌汁から始めるのはなぜ?
〜この、発酵豆ペースト(味噌)は1300年以上も日本にあるかけがえのない食べもの。スープからニンジンケーキまで、いろんなものに使えます〜」
https://www.eatingwell.com/longform/7949204/miso-love-sonoko-sakai/

を発表されていました。

とっても素敵な文章。
ぜひ読んでみてください。
(英語が苦手だったら、google翻訳とかdeeplとかで!)

ご自身が2020年のコロナ下で仕込まれた味噌がとてもおいしい話から
お茶目に、「Sorry to brag自慢げでごめんなさい!」
そして、サラッと「手前味噌temaemiso」につなげてあるくだり。

「何か誇りに思うものを見せびらかしたいけど、
自慢げにはしたくないときに使う日本語(拙訳)」って、

そうだなあ、日本語って、人と人との細やかな関係性から生まれていて
そういう繊細な気づかいはこの国ならではのものだなあと、
と改めて思いました。

そしてこの最後の文章がとても好き。

It can be anything you nurtured with your hands. Miso is mine.

「手作りの味噌って、あなた自身の手で育てた特別なもの。」
同じレシピでお教えしても、生徒さんの味噌は、ぜーんぶお味が違う。
それがたのしい。
「Miso is mine.」だよね。

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