保存食作りがくれたもの
2023.01.26 │ ブログ
味噌レッスンにたくさんのお申し込みをいただき、どうもありがとうございます。
予想より遥かに多くのご予約をいただいたため、こうじやさんに、
「追加大丈夫でしょうか。。。」
と恐る恐るお電話したところ、
「それは嬉しいことやから、早めに言うてもらえれば大丈夫ですよ。」
とお応えいただけました。
ですので、今月いっぱいでご予約は締め切りとさせていただきますね。
すでにリアルタイムの枠は埋まってしまいましたが、
ズームレッスンの模様を、後で動画でご覧いただけるようにしますので、
流しながら一緒に作ってみてください。
何かご質問があればメールでお答えできますので、
安心してご受講くださいね。
私はちょうど昨日、冷蔵庫の小さなホーローのお味噌が切れたので、
1階の涼しい保存室に置いている大きな容器(去年仕込んだもの→こちらは発酵を続けているけど、冷蔵庫の方は止まっている)
の方から少し移しました。
ゴムベラを入れたら、味噌がふわふわっとしていて、
「うわ!生きてる!」とドキドキしました。
糠床でもそうなのですが、この「ふわっ」はとても大事で、
こういう状態の時には、いい感じで熟成が進んでいるんです。
2ヶ月前よりも格段に甘味、旨味が増していて、
今朝のお味噌汁の味が全く違うものになりました😵
(京作さんの麹は、この秋から冬にかけての、
寒くなってからの働きがすごいんです。)
「時間が経てば美味しくなる、時を待てば状況が変わる」
「必要な時だけしっかり目や手をかければ、あとは勝手に育つ」
これを経験できること、
そしてそれを信じられること-
そのことがどれだけ私の人生を助けてくれ、
焦る心をおだやかにしてくれたことか。
味噌や梅干しづくりを皆さまにもお伝えしたいのは、
味や食文化だけではなく、
そんなようなことを経験していただきたいからかもしれません😊