土鍋田舎パンの小麦粉について
2023.01.27 │ ブログ
ずいぶん前にYouTubeでご紹介した「土鍋で作る本格田舎パンhttps://youtu.be/2PlxDI3XJnc」について、
コメント欄でご質問をいただいたので、久しぶりに焼いてみました。
今日のはライ麦入り。
そちらにも書いたのですが、
国産小麦粉を使う場合、タンパク含量が低いもので焼くと、どうしても上への立ち上がりが弱いです。
できたら11.5%以上含まれているものをおすすめします。(商品の袋を見るか、小麦の名前をネットに入れて調べればわかりますよ。)
この写真のパンは、タンパク含量12%の「春よ恋100%」を使いました。
ライ麦粉を入れているので、少し詰まっていますが、春よ恋は手に入れやすく、わりと膨らみも良い小麦です。
(私の経験では、「春よ恋ブレンド」の方が膨らみが出て、「春よ恋100%」はもっちりとした食感と甘みが出ます。→今は手に入れづらくなった「はるゆたか100%」のもちもち感とうまみを引き継いでいる感じ。
「春よ恋ブレンド」の方はあっさりした味わいで、副材料を入れやすい感じ。)
あと手に入れやすいところでは「キタノカオリ」あたりもよく膨らみます。
その辺で試していただくといいかな。
鍋は土鍋がなければ、ストウブやル・クルーゼ、バーミキュラのような蓋のしっかりできる
厚手の鍋でもできますから、ぜひしっかり鍋を温めてやってみてください。
今の季節は寒いので、常温で一次発酵にゆっくり時間をかけられます(夏は早くブクブクしちゃう)。
そこでじ〜っくり粉の旨味や甘みが引き出されますので、
小麦粉、塩、水、少量のイースト、という4つのシンプルな材料で、
驚くほど美味しいパンが焼けますよ
続きはまた次の投稿でー。