料理研究家 濱田美里

料理教室のご予約はこちら
facebook page Instagram page YouTube

美腸料理の試食

2018.05.25 │ ブログ

東京にて、雑誌撮影の後は御茶ノ水のホテルへ移動。

秋にホテルで、私の講演会&お食事会の企画があり、今日はその時にお出しする料理の試食に来ました。
講演でお話しする内容に合わせて作ったレシピをもとに、和洋の料理長が腕を振るって下さいました。

すべていただきましたが、さすがプロですねー。
100名様にお出しできる形に、しっかり落とし込んでくださり、見た目もきれいでおいしい。
テーマは「美腸!」なので、
洗練されたプロの味で、ボリュームもあるけど、からだには優しく、食後感はスッキリ。
ステキなイベントになるのではないでしょうか。
またご案内しますね。

これからもう1本だけお打ち合わせを済ませたら、いつものホテルでゆっくり休みます。
(出張のお供、いい香りの入浴剤も空港の薬局で買ってある!)

明日は、コトラボの講習♪
ご参加下さる方、お会いできるのを楽しみにしています!

飛行機の中で

│ ブログ

東京に向かう飛行機の中で読んだ本、
行正り香さんの『ビリからはじめる英語術』(新泉社)がすばらしかった。
今から私撮影なのに、涙が出てアイメイクが崩れてしまったよ。

日本人が英語を道具として使いこなすための具体的な方法が、愛ある視点で書かれています。
とてもオススメ。

トミーズのあん食

2018.05.17 │ ブログ

昨日から5月の料理教室が始まり、
にぎやかに過ごしております。
今月はイワシの手開きをしながらも、
わりと余裕のある献立なので、
たくさんおしゃべりもしています。
(オーブンを使いこなせたら、おうちでも余裕でおもてなしできますよ!)

料理教室にいらっしゃるだけあって、
皆さん食べるのが大好きなので、
毎回、美味しいお店の情報交換がすごいんです!

私は毎月毎回そのお話を一緒に伺っているので、
1カ月ではとても行ききれない情報量。
場所もジャンルも多岐にわたり(いろんな場所からいらっしゃっているので)
魚が超いいスーパー、手入れの行き届いたイチゴ園、産地直送の野菜や花が並ぶ直売所、
新しくできたパン屋さん、おいしいダシの効いたイタリアン、といった具合に、尽きることがありません。

そんな中、パンの話になり、当たり前のように「トミーズのあん食」という言葉が・・・。
「トミーズのあん食が、テレビに出たせいで、最近手に入りづらくなった。」という話で、
みんなが普通にウンウンと頷いているのですが、
ちょっと待って!トミーズのあん食って何!?

「え!先生。あん食を知らないんですか!」
知らん知らん!!

「こんなふうにあんこがぐるぐる巻きになった食パンで、これくらいの大きさで。」
とみなさんが一斉に教えてくださいますが、
聞けば聞くほどわからん!!
神戸の人はみんな知っているの?トミーズのあん食。

するとなんとマキさんが、洗い場から小さな声で、
「私もトミーズのあん食、知ってますよ!」
と自慢顔。
「ほんとー?」
「ええ、知ってますけど、食べたことないんです。なんでいっつも人が並んでるんだろう。
なんで食パンなのにあんなに高いんだろう、って思ってたんです。」

ますますわからないわー、気になるわー、と思っていたら、
なんと、教室が終わった後に、生徒さんのお一人が持ってきてくださったんですーーー!!
手にすると、ドッシリ持ち重りがします。
こりゃ、あんこたっぷりだわ。
早速これからおやつにいただきまーす。
(トーストしてバターを塗るのがオススメとのこと。
走って帰らなくっちゃ(^_−)−☆)

山うど

2018.05.12 │ ブログ

今日はまた夏のような日差しですね。

久しぶりに水道筋の商店街へ行くと、真っ赤なすいかが出ていました。
「今年初めてのすいかなんですよ。熊本のだからおいしいよ。」
坂道を自転車で行ったり来たりして、のどがカラカラだったので、
つい買ってしまいましたが、本当においしかった?

それから、青々とした山うどや、たっぷりの野ゼリも目について、思わず買ってしまいます。
白いウドは、特に東京にいるときは1月くらいから割と長い期間出ていたと思うけど
(←栽培できるから。確か青梅の方で育ててましたよね)、
山うどは本当に一瞬。

私、若い頃は山うどって料理したことが無かったのですが(広島では食べたことも無い気がする)、
以前にNHKの「キッチンが走る!」という番組(杉浦太陽くんと一緒にキッチンワゴンにのって地方ヘ行って、何人かの生産者の方と出会って即興でコース料理を作る番組)の収録で、群馬県の上野村ヘ行った時に、おじいちゃんが山の中で山うどを採って、その場で皮をむいてかじっておられたんです。

私もまねをしてかじらせていただいたら、フルーツみたいにおいしくて、びっくりしました。
春(初夏)ならではの山のめぐみで、からだが目覚める感じ。
確かおばあちゃんが、そのままごまみそ和えを作って下さったと記憶しているのですが、
あの時私、そのうどを使って結局何を作ったんだっけ?今日はどうしても思い出せません。
テレビのお仕事は、その時その時は真剣勝負なのですが、時間が経つと、ところどころすっぽり忘れてしまいます。
(でも生産者の方達が喜んで下さった笑顔だけは忘れられないなあ。
もう終わってしまったけど、いい番組だったなあ。)

それでこの山うど、今日のお昼ごはんに、下の方だけ皮をむいて、
上の細い方は葉っぱも含めざくざく斜め切りをして、
ごま油でいためました。
味噌でうすーく味を付けて(みりんも酒も切らしていた!ので、ほんのちょっとだけアガペシロップと野菜の白だしと水を入れた)、
器に盛ってから、削り節たっぷり。
おいしいわー。日本酒が飲みたくなる味!
あまり濃いめに味を付けないで、うまみは鰹節かオイルで補って、苦みを楽しむのがおすすめ。
(油が回ったら、味噌×みりん×酒を混ぜたものをまわし入れて水分を飛ばすだけ。ワインなら、オリーブオイル×ニンニク×とうがらしなんかでもよく合うと思います。塩こうじもいいな。)
今の季節だけなので、お店で山うどを見つけたら、ぜひやってみて下さい。
下のかたい方だけ、写真のように皮をむいてね。

キウイ寒天ジュレ

2018.05.09 │ ブログ

昨日の朝ヨガをしていたら、首の下の方を変にねじってしまって、
頭が回りません?
「なんでセンセー、忙しい時に限っていっつも首を痛めるんですかー。」
とマキさん。
「そうなのよねー。」
なんでいつもこういうドジをするんでしょうか。

20代から30代にかけては、ヨガや自力整体を毎日毎日アホみたいにやっていました。
あの頃10年近く声楽にのめり込んでいたので、毎週のレッスンまでに体を整えたくて、
やらずにはおれなかったって感じです。
撮影の仕事もものすごく忙しかったから(月に4冊の本の撮影を同時進行、とか平気でやっていた!)、
疲れをとって翌日に備えるためにも大切なことでした。

しかし、30代後半は自分をケアする時間が1分もない!というような毎日だったので、
すっかり何にもしなくなってしまって、40才を超え、
いつのまにか変わってしまった体をどうメンテナンスしていくかを
考えるようになりました。

食べ方についても、ここ1年試行錯誤しています。
40代の食べ方って何がベストなのかと。
個人差があるからこれが一番とは言えないけれど、
以前より代謝が落ちた分デトックスしやすくしなくちゃいけないし、
酵素やビタミン、鉄やカルシウムなどはしっかりとりたい。
(鉄に関しては、女性はあと10年経ったらまた変えなくてはいけませんが。)

私はストイックに糖質やグルテンを全てオフにしたり、
菜食だけまたは肉食だけ、というような食べ方もしませんが、
ちょこちょこ「リセットする技」を持っていて、
食べ過ぎた後はこういう食事で流そう、
お肌がカサカサしてきたらこれをとろう、
最近はこっち(例えば洋風のもの)に偏っているからこっち(例えば和食)に戻そう、
という感じで2〜3日の単位でバランスを取っています。

今月のお教室でご紹介するキウイ寒天ジュレは、まさにその「リセットデザート」。
砂糖を使わなくてもよくて、寒天の繊維質も摂ることができ、お腹も満たされる(バッチリ酵素も補給☺️)。
寒天で固めると、かたく野暮ったくなりがちだけど、そこはちょっと秘密のコツがあるんです。
口の中で溶けますよ。
大人の女性だけでなく、子どもも喜ぶおやつです。
すごくかんたんに作れるので、楽しみにしていてくださいね。

初夏の豚しゃぶ

2018.05.07 │ ブログ

ゴールデンウィークも終わり、バタバタとした日常が始まりました。

料理研究家と言えど、大急ぎで家に帰って
晩ごはんの準備をしなくてはいけないことには変わりありません。
特に休み明けは忙しい!

今夜は5分でできる晩ごはん、豚しゃぶ。
生で食べるにはまだちょっと冷えそうだなあ、というこの時期は、レタスもトマトも軽くしゃぶしゃぶ。
レタスはシャクッとしてたくさん食べられるし、トマトは甘みを増してすごくおいしいですよー。
(より体を温めたいorパンチがほしい場合は、だしの方にショウガとニンニクを!).

橋を歩く

2018.05.04 │ ブログ

神戸から友人合流。

広島牡蠣(まだギリギリある!)にスパークリングワイン、そして手作りパンのサンドイッチをランチに山ほどいただいたので、2人で歩いて橋を渡って帰る。

ビュンビュン海風が顔にあたって痛いくらい。
日に焼けるわー。でも日傘さしたら飛びそう!
これがみかんの花よー。ここはいちご園。
と話しているうちに実家につく。

北欧のサマーハウスみたいなものを島に作ったらいいなあ。
おいしいものはたくさんあるし、海は近いし。
そしたら、波の音や鳥の声を聴きながら、とれたてのお刺身にグリーンレモンの皮を削って、みんなでワインを飲むんだ!
庭のベリーでタルトも焼こう。
ミントがはびこっているから(!)、モヒートだって、ベトナムのチャーカーだって、作り放題だ。

とヒュッゲな妄想ばかりひろがりながら、家についたらやり残しの仕事をしている私たち!
そして今夜は炭火でバーベキューの予定。

瀬戸内海の初夏の花

2018.05.03 │ ブログ


実家の庭のみかんの花


こちらはレモンの花。
愛しき島よ!

広島でピッツァ

2018.05.02 │ ブログ

広島がほこるピッツァの名店、Pizza Riva(ピッツァリーヴァ)。
2年ぶりに来ました!

ナポリピッツァの世界チャンピオンが焼く、シンプルでもっちりひきのある生地。無駄のない、その手技に見ほれながら、パクパク。
いつ来ても、とてもすがすがしい気持ちになります。

これまた2年ぶりに会う、30年来の同級生と、四十路の女子トークをするも、まだまだ話し足りなくて、別れた後も呉線でショートメールを送り合う。経験が深まれば深まるほど、女ともだちはいいものだなあ。いろんなことがあるけど、いい感じにエイジングして、また会おう。

たまご

2018.04.30 │ ブログ

連休の初日は、お友達が西区にある神戸ワイナリー(農業公園)に連れて行ってくれました。
そこにある産直のお店で買った卵(「神出の地卵」)がプルプル。
今朝、ごはんに乗っけて崩して食べたらしあわせな味でした。

卵を焼いている写真を撮っていて、なんか懐かしいなあと思ったら、
去年引っ越してきてすぐの頃にも、神戸の卵のおいしさに感動して、写真撮ったなあと。

昨日も、うわあ暑いなあ、神戸は日差しが強いなあ、と思いながら、
去年もゴールデンウィークにそう思ったことを思い出して、ハッとしました。
もうここで四季を味わったんですね!なんだかしみじみ。

話を卵に戻すと、私若い頃は卵ってそんなに好きでもなかったのですが、
神戸に来てから、大好きになって、1日1個は必ず食べるようになりました。
新鮮でおいしい卵が手に入りやすいのが本当にうれしく、ありがたい。
丹波や姫路のものも好きだし、
最近は、近所のコープで買う淡路島の平飼い卵がお気に入りです。

以前に新聞で、畜産農家の方が投書をしておられ、
卵というのは、その生産の手間や設備費に対して、あまりに売値が安い、
もうちょっとだけでも高くしてもらえないだろうか、ということが書かれていて、
確かに、買う側からしたら、安いのは本当にありがたいけど、
1個10円とか20円というのは(卸値はもっと安いはずだから)、
鶏の世話をして売る方からしたら大変なことだなあ、
せめて最低30円は払おう、と卵に対する自分の値段設定を変えたことがありました。

牛乳は牛の乳なので血液みたいなものだし、卵は鶏の子どもだから、
それらの質が人間のからだ(ホルモン)に与える影響は、野菜よりも大きいように感じていて、
ほんの数十円とか百円くらいのことですが、そこは贅沢しちゃおう♪と決めています。

return top