料理研究家 濱田美里

料理教室のご予約はこちら
facebook page Instagram page YouTube

丹波篠山へ行ってきました②〜「小田垣商店」さんで豆を〜

2023.03.13 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/330683275_228736132977640_5620902834430209183_n.jpg” size=”large”]

続きましては、念願の小田垣商店さんへ。

私、篠山へは初めて来たのですが、ここは誇り高い城下町なのですね。
中心に篠山城跡があって、そこを取り囲むように、
古い街並みが続いて、いろんなお店が並んでいます。
ぶらぶら歩くだけでも楽しい。

小田垣商店さんはその一角にあり、なんとも立派なお店がまえ。(創業300年近くになるそうです!)

2021年に、現代美術作家の杉本博司さんたちが本店と庭園の改修を手掛けられていて、
ぜひそれを見たかったんです。

ここもまた、歴史ある建造物に、さらっと新しい風が流れ、
ひっきりなしにお客様がいらしていました。

私はここで、大好きな丹波大納言小豆と、丹波黒大豆をあらためて見ながら、

「そうだ!この2つのお豆と明石の京作さんの麹で作ったミラクル調味料で、フェイジョアーダ(ブラジルの郷土料理)を作ろう!」

と思いつきました。
多分、シンプルだけどものすごい美味しいやつができると思う

なんと言っても、こういうのが旅の出会いの楽しみですねえ。

そして次に更なる出会いへと続きます〜🚗

丹波篠山へ行ってきました①〜「やまゆ」さんで牡丹鍋〜

2023.03.12 │ ブログ

(*wordpressの問題で、この文章、なぜかどうしても途中から行が詰まって表示されてしまいます。
読みづらくてごめんなさい!!)

神戸から車で1時間、丹波篠山へ行ってきました〜🚗

今月ぼたもちオンラインレッスンがあるので、
いつも美味しい丹波大納言小豆を送っていただいている
小田垣商店さんにご挨拶に伺うのはもちろん、

せっかくなので他にも色々訪ねてみたいなあ、と
丹波篠山出身の2人の生徒さん(食いしん坊!)に 聞いてみたところ、

それぞれが全然違うラインナップのToGoリストをドバ~ッと送ってくださり、
これは半日ではとても回りきれない!とうれしい悲鳴。

(雑誌の特集6ページくらい余裕で組める情報量!なんなら、1〜2泊のグルメツアーもできるよー>_< 本当にありがとうございます!) まずはそろそろ季節的にも終わってしまう、牡丹鍋を。 このお二人だけでなく、たくさんの生徒さんから聞いたことのある、 山の中にある囲炉裏のお店へ、 ぜひイノシシを食べに行ってみたかったのですが、 そちらは満席で予約が取れず、今回は、 「今はここがオススメみたいです😊(母情報)」 という「やまゆ」さんへGO!。 結果、大満足。 茅葺の古い民家を改装された店内は、明るくていい空気が流れており、サービスが素晴らしく、 お料理も、土地で採れたものを大切に思う気持ちが乗った、丁寧なものばかりでした。 コースも一人一人メインのところを選べるスタイルになっているので、 牡丹鍋だけでなく、牛のローストとか、マスの焼いたのとか、 それぞれが自由に楽しめて、山の中でいただくのにふさわしいラインナップばかり。 とにかく山芋がふんだんに贅沢に使われていて(1年分のとろろを食べたような気分!)、 豆やみそ、イノシシ、胡麻、根菜などいただいていると、 「こういうものを食べて、この土地で育った人は、かなり腰がしっかりするだろうなあ。」 と深く納得。食後の体の感じが海の食べ物とは全く違いますね。 そして、牡丹鍋の味噌ベースも(他のお料理も)、 東北地方ほど塩分が勝たず、九州ほど甘くなく、 東海地方のような赤味噌寄りでも、京都ほどの白味噌寄りでもなく、 なんというか、これが兵庫の味だなあ、 私が神戸に引っ越してきてから一貫して好きだと思う、 関西のこの県の味の方向性だなあ、としみじみしてしまいました。 (鍋を食べ終えた後に、この割り下の中に新鮮な卵をさっと落として、 ごくごく半熟でご飯に乗っけて食べる卵ごはんもサイコーでしたよ!) 店内にアリス・ウォータースの”THE ART OF SIMPLE FOOD”が置いてありましたが、 前菜の山芋チップスから、 デザートに使われたイチゴ(すぐ近くの農園で作られているもの)の香り高さに至るまで、 シンプルにその土地から生まれたものに、人の気持ちが乗って、 その手から生まれた料理を、その土地でいただけるというのは、 最高に豊かなアート体験だと改めて思いました😊 やまゆさんだけでも書きたいことはいっぱいあるのだけど、 長くなりすぎるので、この辺で〜。 続きはまた次回に。

酒粕ブラウニー

2023.03.10 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/334702564_171141091964139_6393875800220638996_n.jpg” size=”large”]

おはようございます。
新しい動画をアップしました!

先日書いた酒粕ブラウニー。
これ、ほんと美味しいですよ〜😊

コンビニの板チョコでできるので、ぜひ気楽に作ってみてくださいね。

____
[饗 #50] 酒粕のおかげで砂糖もバターも通常の1/3以下の量!それでいてしっかりとしたコクといい香り〜。ぜひ作ってみてね。 https://youtu.be/lCVMlyloXh4

酒粕シリーズ

2023.03.08 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/334711533_608360861348277_1789967082466048489_n.jpg” size=”large”]

今日のフィーカ。

先日生徒さんが、

酒粕のホットビスケット、作りました!この味大好きです!」

とメールくださったので(ありがとうございます)、
調子に乗って今度はブラウニーを。

いやあ、酒粕、本当にすごいね。

試しにちょっと思い切った量を入れてみたのだけど、
バターと砂糖をかなーーーーーーり控えることができる。
それでいてこの満足感!
発酵バターのような大人っぽさ。

このブラウニーは、酒粕シリーズの中でも一番好きかもしれないなあ。
わざわざこれのために酒粕を買ってきてもいいくらい😋

これも近いうちに動画にしてみますね!

おしゃれのアップデート

2023.03.07 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/331705468_1893491314346035_765700429884678916_n.jpg” size=”large”]

先日、春夏お洋服の展示会へ行ってきました。
(写真を撮り忘れた!)

一緒に行ったお仕事ともだちのYさんと、
ブルベだイエベだストレートだウェーブだ言いながら、

あれが似合うこれが似合わないとたくさん試着させていただいて、
今回はワンピースとパンツを1枚ずつ作っていただくことに。

10年以上前に200枚の着物と帯を断捨離してからというもの、
(←この話は以前『七緒』という雑誌に書きました)
私はあまりたくさんの服を持たないようにしているのですが、

こうしてちょっとずつ自分の体型に合ったものを作っていただけるのが、
本当にうれしい。

何がうれしいのかと言って、年を重ねるたびに、肌や髪や体型、環境、立場、
いろんなことが刻々と変化してきて、

別にそれが嫌なわけではないのだけど、
それに合った新しい美しさ(スタイル、希望?)みたいなのを見つけるのがなかなか難しくて、

でも服部さんの作ってくださるお洋服は、そういう40代のもやっとした感じを、
ふんわりと、品よく、無理なく包んでくれるから。

Yさんもお洋服作りには詳しい方だから、一緒に服部さんから、

「一見サラッとカジュアルに見える、海外ハイブランドの麻のワンピースが、
なんでそのお値段なのか」

縫製の細かいところを解説いただいたり、実際に試着させてもらったりして、
改めて「手仕事」とか「デザイン」について思いを馳せたり。

70代になってもこうして美しく、お茶目でしなやかに働いておられる女性の先輩と
お話をするだけで、すごく勇気が出ます!

いつまでたっても、まだまだ成熟には程遠い私ですが、
(そういえば二人が私のファンキーな坊主時代を知らないことに笑いました🤣)

せっかく年を重ねているのだから、
洋服や着物の着こなし、言葉の使い方や気ばたらきの仕方も、
その年代ごとにアップデートしていけたらいいなあ、
と思ったことでした。

酒粕ビスケット

2023.03.03 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/331259248_188945863772630_243669571460346321_n.jpg” size=”large”]

フィーカのお供になんにもない時、
ちょっとしたホットビスケットを焼くことがよくあります。

自分が食べるだけなので、大した数もいらないし、
できればあまり砂糖などもいれたくない。

そんな時、粉も甘味も水分も油分も、その時その辺にあるもので、
少量焼けるくらいだけ、あれこれ試してみるのですが、

先日、酒粕を使ってみたところ、
びっくりするくらい美味しくて!!!

発酵バターとかチーズに通ずるような、独特のコクが加わるのと、
お酒の甘味が入るんですね。

今回はそれにバナナを加えたことで、
ノンシュガーでもかなり満足感の高い味わいになったと思います。

罪悪感なく食べられるヘルシーレシピ。
(オートミールの食物繊維もたっぷり)
混ぜて焼くだけの手軽さなので、ぜひ試してみてくださいね。

_______
[饗 #49] 酒粕すごいかも!グルテンフリー、シュガーフリーでこの満足感!!ぜひ試してみてください。
https://youtu.be/RLhPsMICM-8

クコにんじん

2023.03.01 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/03/334107375_2293764194117769_6897725476401021546_n.jpg” size=”large”]

先日のオンラインレッスンで、早速クコ酢をお作りになった生徒様が、
すごく美味しい!もっと作りたい!とおっしゃっていました。

そうなの。
クコ酢(というか、酢クコ?)は本当に良いクコの食べ方だなと思ってます。
だって、そのままのクコって日本の家庭料理に使うのがかなり難しい食材だもの。

最近私がよくするのは、スライサーにかけた人参を軽く塩もみして、酢クコたっぷり和えたもの。
これは肝や腎が弱ってきたな、イライラするなと感じる男性にもとてもおすすめ。

これから紫外線が強くなってきますので、シミ対策にも良いですよ!

______
[饗 #46] 中医学で長年にわたり使用されてきたスーパーフード!
抗酸化作用たっぷりで、目やお肌の健康に良いあの食べものを、日々の生活に取り入れるアイディアをご紹介。
https://youtu.be/wrIaKdVquJ8

じゃがいも1個で

2023.02.28 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/02/333275590_132864106371866_3189838952865413968_n.jpg” size=”large”]

YouTubeに新しい動画をアップしました!

前回ご紹介した塩麹で作る、
じゃがいものガレット。

おうちにじゃがいもしかないわ〜という時にでも、 あっという間にコクのある美味しい一品が作れます。

表面はカリカリで、
中はチーズを入れていないのに、
麹のおかげで旨みたっぷり!
しかも包丁要らずでできますよ😉

ぜひやってみてくださいね。

______
[饗 #48]材料3つですぐできる!あと1品欲しい時のおかずやおつまみ、おやつにもピッタリ!
https://youtu.be/8kvFRRRvORo

今年の味噌レッスン

2023.02.27 │ いままでのメニュー ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/02/333479950_5960987920648773_2663814752928757107_n.jpg” size=”large”]

一昨日、今年の味噌レッスンが終了しました!
どうもありがとうございました。

気がつくとなんと、このオンライン味噌レッスンも今回で4回目なんですね。

3年前に、突然対面のレッスンができなくなって、
初めて試したオンラインレッスンがこの味噌仕込みでした。

あれからもう丸3年も経つんだなぁとびっくりしてしまいましたが、
小さかったお子様達が大きくなっていたり(もう一緒にお豆がつぶせるように!!)、
新しい赤ちゃんが生まれていたり、
10年ぶりの東京の生徒様やそのお母様のお声が聞けたり、
みんなであれこれ雑談ができたり、

こうして全国の皆様とオンラインでつながることができ、
同じ材料を使って一緒に保存食を作ることができるのは、
なんかほんとにうれしいなあ、としみじみしました。

もう何度目かになる生徒様も多いので、
「今年の麹は、香りが高い気がする!」
「色がいつもより白いです!」
など、麹への感想もありましたので、京作さんに伺ったところ、

「特に去年と変わったものはございません。
去年と同じお米、変わらぬ場所で仕込んでおりますよ!
ただ、そこはやはり生き物。
同じ条件でもお米の性分、作業室や外気湿度の違いで毎回仕上がりが違います。

色だけでいうと、やはり出たての糀は白く感じるかと思います。
日にちが経てば少しずつではありますが黄色味が出てくるので。
もちろん品質に問題はまったくないのでご安心を!

あ!あとたしか濱田さんに持って帰ってもらった分は、
15代目的に『あ、これは良い感じやぞ!』という仕上がりのやつだった気がします!」

とのことでしたー。

うん、確かに今年の麹は、いつもに増して華やかな香りがして、
「良い感じやぞ!」の味噌が仕込めたような気がします。

(皆さん年々仕込み量が増えていくのですが、私も今年は8kg分仕込みましたよ)

初めて味噌を仕込まれた生徒さん達も、こんなに簡単にできるんだ〜と思われたのではないかな。

来月はあんこのリクエストをいただいているので、3/18の午後にレッスンを予定しています。
またおしゃべりしながら、一緒にぼたもち作りましょうね。

*動画視聴のみの全ての生徒様にも、その日のうちにレッスン動画のアドレスをお送りしております。
万が一届いていないことがございましたら、恐れ入りますがご一報ください。
ご質問などもご遠慮なくお寄せくださいね。

小さな肉の保存術

2023.02.26 │ ブログ

[igp-video src=”” poster=”http://www.misato-shokdo.com/wp-content/uploads/2023/02/332940115_1269340573997070_3544057449436089512_n.jpg” size=”large”]

おはようございます。

先日、動画でご紹介した低塩塩糀は、こういった小さな肉を保存するのにとても便利です。

コマ切れ肉やミンチなど、すでに細かく切られた肉というのは、
空気に触れる面が多いので、酸化しやすく、いたみやすいのです。

なので、買ってきたらすぐにビニール袋やジッパー付きポリ袋に入れて、 塩麹をパッパ。

これで、肉の表面をガードしてくれて、 冷蔵保存による腐敗や、冷凍焼けをかなり防いでくれるんですよ。

(そして麹の力で、ますます美味しく、柔らかくなる!
使い勝手に合わせて、かける量を加減するとよし。)

ぜひ活用してくださいね^_−☆

_______
[饗 #47] 糀屋さんへ行ってきました!低塩で生きた塩麹をご家庭で簡単に作る方法をご紹介。いろんな食材を美味しくしてくれますよ!
https://youtu.be/mEr9EaOJY24

return top