今月印象に残った本
2022.07.08 │ ブログ
今日はお打ち合わせがたくさんあって、動画の編集ができなかったので、
ここ一月で読んだ本の中で面白かったものを4冊選んで載せておきます。
『インド音楽とカレーで過ごす日々』(石濱匡雄/LLCインセクツ)
『風の時代に自分を最適化する方法』(yuji/講談社)
『ほんとうのリーダーのみつけかた増補版』(梨木香歩/岩波書店)
『人は顔を見れば99%わかる フランス発・相貌心理学入門』(佐藤ブゾン貴子/河出書房新社)
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それぞれについて書き始めると長くなりすぎるのでサラッと。
インドの本は、シタール奏者の石濱匡雄さんの聞き語りなんですが、
なんていうんだろう、仕事のベースにある哲学というか、
生き方というか、それがすごーく軽々と語られていて、
ジャブジャブッと、魂が洗われるような気持ちよさがあった。
(私は石濱さんと同世代で、全く同じ時期にインドにいたのもあって
なんだか、見知らぬ方と思えない><
そしてこの方のカレーは本当に美味しそうだ!)
この良い意味での「軽さ」「ひょうひょうとした感じ」が、
2冊目の本の「風の時代」にぴったりで、
これまでこの著者のyujiさんという方を存じ上げなかったのですが、
この方の書かれていることで違和感のあることは一個もなかったなあ。
2020年が時代の転換点であることは、本当に多くの方がおっしゃっているし、
そりゃどう見てもそうだろう、と思いますが、
「風の時代とは、移動の時代であり、思想の時代であり、
哲学の時代であり、“いろいろなものが型から脱却して固定化されていないことを尊ぶ時代”」
であるということは、すごくよくわかる。
ここ2年で私たちは、それ以前には全く考えられないほど
「思想」によって人とつながることが出来るようになったもの。
(リアルに会っていなくとも、思想や哲学、好み、人生の方向性が合うかどうかで人とつながり、
ものを選び、買ったりシェアしたりするようになった)
yujiさんのお言葉では、そこで、
「いやいや作られているもの。気もち、愛のこもっていないもの、本質がそこにないものは退場」
せざるを得なくなるということ。
そして、
「自由と感性と知性、それらを使って悠々と人生を楽しむ」にはどうすればよいのか、
「どのように富とか豊かさとか知恵とかをシェアしていくのがベストなのか」
について書かれていて、
どれもこれも水瓶座の私にはストンときました。
めちゃくちゃいい時代だ!風の時代!
そして、下2冊の本についてまで書き始めると、
もう全然サラッとではなく、すでに長すぎるので、
今日はここまでにします〜。
どれも心の泉を豊かにしてくれるような、
そしてたくさんの気づきがある、
読み応えのある本でした
読書はほんとうに楽しいね。